ベイカレント

ベイカレントが決算が出ていましたので、書いてみました。

コンサルティング業界は、企業が企業価値の向上を目指すために必要なグローバル化、業界再編、新たな ビジネスの創出、働き方改革、そして、それらの実現に不可欠なデジタル技術の活用(デジタルトランスフォーメ ーション(注1))等、企業活動を様々な側面から支援するニーズは引き続き予想され、通信業界を中心にテレワ ーク推進等に向けた新たな需要も見込める状況

第1四半期においては、新型コロナウイルス感染症防止及び感染拡大リスク低減のため、従業員の衛生管理の 徹底並びに在宅勤務、時差通勤の推進、オンラインによる会議の活用、国内外の出張の自粛等の措置をとったこと により事業活動が制限される中、リモートワーク等を活用しプロジェクトを推進すると共に、<span style="color: #673ab7"><b>新たに約250名のコ ンサルタント(新卒含む)を採用</b></span>

2020年3月において、<span style="color: #673ab7">前事業年度から継続していた好調な受 注状況と併せて前事業年度に約24%増員したコンサルタントの戦力化が進んだこともあり、前年同期に比べ大幅な 増収</span>

2020年4月から5月にかけては、新型コロナウイルス感染症拡大や緊急事態宣言の発令による 顧客企業の活動停滞等により、当社の事業においても若干ながら影響を受けましたが、前年同期に比べ増収となり ました。<span style="color: #673ab7">2020年3月~5月平均の稼働率(注2)は、80%台後半の水準</span>

当第1四半期累計期間における売上収益については、前年同期に比べ28.1%の増収となり、営業 利益については、前年同期に比べ82.0%の増益

昨年も90％と高い稼働率でしたが、コロナウイルスの最中、高い稼働率をキープしています。
さらに採用もかなり進めています。昨年は420名の採用を進めて、戦力化できていますし、新規採用が240名とは恐れ入ります。

この会社は他の業界での転職組が多いらしく、他社で培った経験をこの会社で生かしているようです。

またこの会社はアドバイザリーに留まらず、プロジェクトの成功まで顧客に寄り添うことを前提としたコンサルティングサービスを行っていることが特徴な事と多種多様な経験のコンサルタントがいるのも特徴。

IRに以前問い合わせた時には、今後も採用は積極的に採用を進める事らしいので、今後の成長も期待できると思います。
顧客も以前は金融系が多かったようですが、今は、通信系の案件が増えているそうなので、IT系はテレワークがかなり進んでいる印象を持ってたので、
それほど稼働率が下がらなかった原因かもしれません。

１Qの稼働率の推移が続くとすると期待はできると思われますが、コンサルはよくわからないし、この株価では、私の資金では、銘柄リスクが高くなってしまうので、
手は出せません。

何故にこれほど採用ができるのか理由が気になってしかたありません。

全然会社は違いますが、セブンイレブンも店舗拡大するには、大量のOFCが必要で人員を異業種の転職組から大量に採用して、成長していた印象を持っています。
最近はあまり良くないようですが、OFCの質が落ちたのか？店舗を拡大しすぎたのか？分かりませんが、急激な増やし過ぎはどうしても気になります。
コンサルの場合はOKなのですかね。よく分かりません。

しかしながらこの会社の成長力は魅力的です。

稼働率が８５％ぐらいで計算すると、下記のような予想になりましたが、稼働率が80%まで下がった場合は、営業利益は84億まで下がるので、稼働率と単価の推移を見守りたいと思います。