神戸物産②
神戸物産が月次を発表したので見てみたいと思います。
商品動向につきましては、<span style="color: #673ab7"><b>冷凍野菜や冷凍果物、国内グループ工場で製造している「徳用ウインナー」や「冷凍 讃岐うどん」などが好調に推移し売上に貢献</b></span>いたしました。また、不織布マスク等の衛生用品も前年実績を大きく 上回って推移
今月も好調なようでした。
天候不順の影響で野菜が高騰しているようなので、冷凍野菜の品揃えが豊富にある神戸物産には今月も追い風になるかもしれません。
改めて神戸物産の強みである冷凍食品を見てみましたが、素材系の冷凍食品が本当に豊富にあります。スーパーにある冷凍食品よりかなりバリエーションが豊富にあるので、メニューもアレンジ色々できそうに思いました。しかも野菜だけでなく、魚介類・肉類もかなり豊富にあります。最近ではデザートの会社も買収して、デザート関連も冷凍食品も増やしている?ようです。
駐車場もいつも満車に近いぐらい混んでいますからね。
ただ7月以降については、昨年タピオカブームとテレビの特集でかなり伸ばしていたので、(7-10月は+15%の伸び)ざっと計算してもおおよそ +10%前後ぐらいの数値になると思われます。今までのように+20%を超えるような数値は難しいと思われます。+10%前後を越えれば合格点だと思います。
6月のスーパーの平均売上が5%前後だったことを考えるとかなり好調なようです。
業態別と比較してもコロナが収束して緊急事態宣言が解除された6月。巷ではリベンジ消費と言われる業態が伸ばしているようでしたが、スーパー・ドラックストアは依然と高い伸び率を維持しています。
これがスーパーの伸び率が高い会社上位です。
これをみても神戸物産の伸び率が突出しています。スーパーだとヤオコー・アルビス・ベルク・ハローズが高い伸び率を維持しています。
アルビスは知らない会社だったのですが、資料をざっとみましたが、なかなか良さそうに思いました。
北陸3県で展開していますが、粗利率も平均より高く、上がっている理由も明確に書かれていました。(物流改革を進めいている)
効率化を進めて会員数を増やしているには、ヤオコーと似ています。地域内シェアを高めているようです。
今後店舗も拡大する予定らしいので面白そうでもあります。全然知らない会社なのですが、株価も直近で上がっているようですね。
北陸ではトップシェアの会社なのでこういう会社は個人的には気になります。
長期トレンドで見るとまだ下降トレンドですが。
7/31に決算予定ですが、上期の予想が売上+4.3 利益+3.6となっていますが、月次のデータを見る限り4-6月の月次は+10-15前後なので上振れそうではあります。
売上の推移をみても14年から売上は右肩上がりのようですが、利益は最近ずっと悪いのは気になります。
利益率も平均より低いのでここの理由がわからないと個人的にはエントリーはできないかな。
資料見るとすごい良さそうに見えたんですけど。株探の数値を眺めていると疑問符を感じました。