ゴルフダイジェストオンライン

最近ゴルフに注目しています。その中で、インターネットでゴルフのワンストップ・サービス(見る・買う・行く・楽しむ)を展開するGDO
この会社は意外に面白いと思い書いてみました。

コロナ禍において、フィットネス関連は厳しい状況に追い込まれていたが、フィットネスの需要が喪失したようには感じられない。逆に健康志向を意識して、さらに
フィットネス・健康需要が高まっているように感じる。フィットネス大手も健康食品を販売したり、オンラインフィットネスに力を入れているようです。

個人向けにネットでサービスが売れるプラットフォームMOSHでは、
フィットネスやヨガ関連のオンラインレッスンを提供する事例が急増しており、4月のサイト内予約・取引件数は前月比約260%増、流通総額は198%増と大きく伸び、事業者登録者数も半年で3倍に急増しています。

ちなみにこのMOSHはサービス版のBASEと言われており、かなり評価が高い会社です。10/16にBASEが3億円投資すると最近リリースを出していました。
余談ですが、MOSHの社長は今月IPOで上場するrettyのアプリのリーダーだった人物で、このアプリもいいです。

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その中で、ゴルフもリモートワークの拡大で余暇時間が増えたこと、法人需要が減少して、個人が予約を取りやすくなったことで、比較的予約をとりにくかった面が多かったようですが,プレー予約枠が増加したことで、予約する個人が増えているようです。
GDOが9月にリリースだした情報によると、8月は過去最高の客送件数だったようです。

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また、プレー単価もリーズナルブになり、プレー回数が増加傾向で、若年層(20~30代)の予約数が前年の約2倍に増加しているようです。
ゴルフ初心者、女性も増えているらしいです。

ゴルフの銘柄がいくつか上場されていますが、この銘柄に注目しているのは、ここ20年ゴルフ人口は1000万人から550万人に右肩下がりに縮小していますが、この会社はオンラインのサービスを充実させてきたことで、業績は右肩上がりに成長してきました。
加えて、この会社のユーザー数はコロナ禍においてもユーザー数が減少しないで、増加しており、ゴルフ人口が550万いると言われている中で、この会社のユーザーは460万人と圧倒的に支持されているからです。

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ゴルフの未経験者は70%で、
50代で約60%、40代は約65%であるのに対し、30代は76%、20代後半になると80%と、年齢が低くなるほど未経者率が高くなる傾向が強かったです。

ゴルフ人口減少の理由として、

①若者が忙しいためゴルフ練習できない
②ゴルフ用品が高い  
③会社の上司にできる人がいない  
④車を買えないためゴルフで行けない
⑤競技人口の減少だけでなく、持続率が低い

が挙げられていました。

なので、今後一過性なのか、持続性があるのかは見極めないといけませんが、最近の動向をみているとこれらの問題が解消されているのではないかと思います。

最近のリユースの動きを見ていると解消されているように感じますし、デジタル化とリモートワークで余暇時間もとれてくるように思います。
最近、一人ゴルフも増えているようです。

一人ゴルフのメリット  
①好きな時間・好きな日・好きなコースに気軽に行ける。通常2~3人集まるとラウンドできる。
②知らない人とラウンドできるので、新鮮。いつも違う人とラウンドできるので刺激を受ける。気楽。
③知り合いだと色々時間の調整とか大変で事前の準備が必要だが、空きがあれば、ラウンドできる。

そういったことでゴルフ業界もコロナ禍においてかなり変化の兆しが出ています。


そして、この会社で面白い新規事業をしているので紹介したいと思います。

www.golfdigest.co.jp


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TTRというゴルフ中継でもおなじみの打球追跡技術を練習場に持ち込み、今まで、ゴルフ練習場では、打ちっぱなしで短調でしたが、TTRを使うと、より実践的な練習もできるし、オンラインで繫っているので、オンライン上でプレーもできます。

各打席に設置されたモニターでショットの正確な軌道が可視化され、リプレイで分析が可能。
6つのモードが用意されており、バーチャルラウンド、ニアピン、ドラコン、シンプルな弾道計測、番手別の弾道・飛距離分析、ポイントゲーム、これら全てのモードにおいて、これまでの練習場では体験出来なかった正確な分析データや新しい楽しみ方を提供できるようです。

昨年から導入しているようで、今期までに24店舗まで増やす予定で、導入した店舗は客数の効果も出ているようです。
ただ、ほとんどサービスの開始を始めたばかりなので、無償で提供しているようなので、有償に変更した後、どのくらい利用されていくかは注目しています。

料金は、定額料金+課金の組み合わせを実施するようなので、収益化したら面白いです。
GDOの契約数は2000施設ぐらいあるようなので、施設も収益化が進めば導入する施設も増えていくのではないかと思います。


あと、gotoも使えるようです。
gotoで、合宿免許がバズっていたので、ゴルフ旅行もありなのではないかと思ってみてみたら、gotoトラベルでも使えるみたいです。条件によっては日帰りでも使用可能です。


最近のゴルフ場は、クラブを1本から、またはラウンドセット一式、そのほかシューズをレンタルできるところも増えているみたいで、女性も増えているようです。
プレーを楽しんで、温泉で疲れを癒して、観光を楽しんで、週末を過ごす。最高ですね。

golfdigest-play.jp

 

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今期の業績は厳しいですが、今後の成長余地が確認できれば、
上値余地はあると思っているので、エントリーするタイミングあれば入ってみたいです。