マルサンアイ
以前に豆乳について書きましたが、マルサンアイの決算が開示されたので見てみました。
今期の売上は294億 来期の売上予測は300億
営業利益は9.14億 来期は6.4億の業績予想を出しています。
カテゴリー別の売上推移を見ると
下期は味噌が22億(-5%) 豆乳飲料が118 億(+9%) ヨーグルトなどのその他食品は9億(+10%)
四半期別だと
味噌が11億(トントン) 豆乳飲料が60億(+7%) その他食品が4億(-15%)
豆乳飲料とその他食品は会社予想よりかは伸びているが、売り場が拡大している印象を持っていたヨーグルトが、それほど伸びていないのは意外。
ヨーグルトの金額ベースだとそれほど落ちてはいないが、昨年特需があったのだろうか?よくわからん。
冬場の方が免疫力強化で売れているんですね。意外にも季節性があるが、豆乳の利益率が高いからさぞかし儲かっていると思っていたが、
人件費と運賃がかなりかかっている模様。やっぱり食品って儲かりにくい。
ただ豆乳ヨーグルトはそこまで免疫力の効果はあるのか?よくわかっていませんが。ダイエットには良さそうなイメージ。
味噌の売上高は、47億55百万円(前期比4.1%減)
生みそ 「純正こうじみそ750g」の自主回収もあり売上高は、37億16百万円(前期比5.4%減)
調理みそ 主力製品である「酢みそ」等の売上が減少したため、売上高は、3億56百万円(前期比4.2%減)
即席みそ 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、主に備蓄傾向及び内食化が進んだため、売上高は、4億70百万円(前期比8.0%増)
豆乳飲料は、売上高は、224億77百万円(前期比10.9%増)
豆乳は 、1000mlタイプの無調整豆乳が好調に推移し、売上高は、199億80百万円(前期比10.8%増)
飲料 は第3のミルクが好調に推移したため、売上高は、24億97百万円(前期比12.1%増)
「豆乳グルト」が好調に推移したため、売上高は、22億13百万円(前期比3.8%増)
来期はバルク工場の稼働、2022年度に豆乳1ラインの増設準備を進め、23年度に稼働を計画しているので当分費用が重そう。
来期の設備投資の負担はざっと20億ぐらいの計上。四季報の予想とはだいぶかけ離れている。
この会社伊藤忠商事の取引が多いけど、伊藤忠商事だと小売業とつながりがある会社がユニーファミマぐらいしかないようなので、
どうやって売上を伸ばしていくのか?あまりイメージがわかない。
セブン&アイと取引関係が強くなってセブンプレミアムとして発売したら、面白いけど。
キッコーマンがセブンプレミアムとして発売しているから無理だろうけど。
さてこれをどう評価するのか?投資対象ではないが、食品は好きなので、どうなるのか気になります。